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私の人生を消費して。骨の髄まで美味しくしゃぶりつくして。 ツイッター@世界ID:@huantokyomu

終わらない戦いと戦友の記憶

百田尚樹のボックスを読んだ。わが敬愛する父親がとても面白いと言っていたので読むことにしたんだけど、まあ永遠の0ほどの感動はないかな。

まずは古い。めちゃくちゃ古い。私は特にフェミニストというわけでもリベラルなわけでもないけれど、それでもこの文章はないなあ……と思う。言葉自体も役割語が多くて幼稚……というか小説を書きなれていない印象が強い。関西弁だったのもあるかもしれないけど、それにしてもちょっとなあと思った。この人は小説家ではなく、思想家なのだと思う。ただ小説という形態をとっているだけで。永遠の0の時も現代のシーン、特に姉の恋愛事情のところはかなり不自然だったし、どう考えてもいらないし、それさえなければという感すらあったからまあそういう作家なのだろうと思う。

でもまあストーリーそれ自体は面白くて、だからそこそこ読めるし一回読んでおいてもいいんじゃないだろうか(適当)

さて新春なのでそれっぽいことも書く。

この半年間、ひたすら将来から目を背けて逃げ続けていたんだけど、それをやめる決意をようやくした。これでまた私は受験生になるわけだ。必死になろう。

不思議なことは、この半年間、私は自分が将来から目をそらしているということに気が付かなかったことだ。私の道は八方ふさがりだったわけではない。ただ、どの道を行くにもそれ相応の努力が必要になるという事実から目を背け、一番楽な道を探して、見つからないと嘆いていたのだ。必死になる覚悟さえあればなんてことはない。

実家に帰ると、昔私が読んで胸を熱くした作品や、幼い私が作った作品たちがたくさんある。3年前の私が、4年前の私が、5年前の私が、今の私に語るのだ。忘れていた何かが鮮やかによみがえる。よみがえる。