日々はまるで物語のように
目覚まし時計が一階で鳴る。這いずるように布団をでる。転げ落ちるように梯子をおりる。目覚まし時計が止まるのと炬燵のスイッチが入るのはほぼ同時だ。カーテンを開け、お湯を沸かす。ここで再び睡魔に負ける。ここまでは毎日のルーティーンだ。
まだ眠りへの未練を断ち切れないけれど、珈琲をいれてトーストを焼く。授業は午後から。でも、テストもあるからどうにかこうにか学校に向かった。
研究室はもう開いていて、誰かが生活をしている。私は音楽を聞きながらだらだら勉強をする。あーあ、お昼を食べ損ねた。
ここ数日、Nikki Yanofskyばっかり聞いてる。アレンジとか構成とか面白いし参考になる。声もいい。でも、スイングしないしジャズじゃない。
あんまり勉強してないけど、テストを受ける。学生証の提示を求められて財布を忘れたことに気づいた。あーあ。
テストが終わった。お腹がすいたけど、ご飯が買えない。研究室に戻る。30号はいい感じなんだけど、遅々として進まない。でも、めちゃめちゃに心をこめて描いているので愛着がある。コンクールに出す予定だけど、賞が欲しい気持ちはあるけど、大賞になって買い上げられちゃったら悲しいな、とかくだらないことを考える。100号はまたいろんなチャレンジをしてみているけど、まだまだどうなるかは未知数ってとこね。でもそれなりにワクワクはしてる。
いつもはあっという間に22時を回っちゃうのに、今日はお腹が空きすぎて20時には帰宅。ご飯をかっこんで、ようやく落ち着いた。早く帰ったしいろいろしようかとおもったけど、食後の眠気であんまりできなかった。明日のためにシチューを作って、湯船につかって、じゃあカフェーコレットでも飲んで寝ようかな。
おやすみ。いい夢見たらいいよ。