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私の人生を消費して。骨の髄まで美味しくしゃぶりつくして。 ツイッター@世界ID:@at_sekai

マイエルのサヴァイヴィングライフと私のサヴァイヴィングライフ

先日旧友とヤン・シュヴァンクマイエルのリバイバル上映を見に行った。最終日のサヴァイヴィングライフ。

マイエルの映画は映像(アニメ)の授業の時にクレイアニメを見ていて気持ち悪くて面白いことするなあというイメージがあった。

 

端的に言って面白い映画だったと思う。白を基調にしていて、赤をとても印象的に使っていた。画面がチカチカして目がとても痛かったので、映画館でみる場合は離れた席のほうがいいかもしれない。それから、一緒に見た友達も言っていたけど、映画に出てくる食べ物は、これでもかというくらいに不味そうに描かれていた。終始やけに粘膜が強調されていてぬるぬるしていた。ストーリーもまずまず面白かったはずなのに、そういった画面の色やイメージの印象が強い。

シュールで美しく、気持ち悪い映画だった。そうゆうの好きな人は見てみたらいいかもしれない。

 

とても久しぶりの再会だったので、結構たくさんのことを話した。普段そこまでしゃべるわけではないのだけど、もともと話すことは好きだし、映画とか小説とか絵画とかの話ができる相手だったら、私はこんなに饒舌になれるのにな、と思う。

映画とか小説とか絵画を享受して、時々人とそういう話をする以外のことなにもしたくないしそうして生きていきたいのに。

 

おわり。