@世界

私の人生を消費して。骨の髄まで美味しくしゃぶりつくして。 ツイッター@世界ID:@huantokyomu

それだけさ。ただし、それは諦めではないよ。

1こ下とか2こ下の後輩たちの作品を見たり話を聞いたりしていると、ああ、思想は違えどかつての自分もこんな風にとがっていたし熱かったなあと思って懐かしいような悲しいような苛立たしいような気持ちになる。今の私に情熱がないわけではないのだけれど、…

ハッタリの美しさを持て

百田尚樹のモンスターでした。まあ面白いんだけど、百田尚樹の本って全部感情に欠けるというか、感情が計算されているというか、最初から最後まで計算ずくで書いているのが見え見えでうーーーーんと思ってしまう。 どの作家だって計算はしているに違いないん…

終わらない戦いと戦友の記憶

百田尚樹のボックスを読んだ。わが敬愛する父親がとても面白いと言っていたので読むことにしたんだけど、まあ永遠の0ほどの感動はないかな。 まずは古い。めちゃくちゃ古い。私は特にフェミニストというわけでもリベラルなわけでもないけれど、それでもこの…

国は南に日は西に

村上春樹の国境の南、太陽の西。読んだ。あっという間に読める短い作品だった。 一人っ子のことはよくわからないし、38の男のこともよくわからないけど、人生にパっとする時期としない時期があることとか、どうにもならないろくでもなさがあることとか、自分…

私は絵を描く人になりたいの

職人的に絵を描きたい。芸術家ではなく職人になりたい。それは芸術家になるよりもっと大変なことかもしれない。芸術家の成功はおそらく表現をすることだ。自分の言いたいことを言えたら価値であり勝ち。伝わればなお良し。では、職人の成功とは?ものとして…

渇く。

それは物理的にという意味だけれど、体の内側の中から水分が干上がっていく感じ。いくらでも水が飲める。 最近気持ちがとても攻撃的で、人について思ったことをそのまま言ってしまう。言ってしまって後悔をする。馬鹿だと思う。でもたぶんこーゆーのも体のな…

今だ。革命の時だ。

男ではなくて大人の返事する君にチョコレート革命を起こす(俵万智) 人にものに恋することの涸れてけり私にも甘き革命起こせよ 半身浴で汗をかきながら俵万智のチョコレート革命を音読する。短歌という表現は好きだ。昔は俳句だの短歌だの詩だのよく作った。…

悲しみの位置

パリが攻撃を受けたことについて、それに対していろんな人がいろんなやり方で哀悼の意を示していることについて、その示し方について、いろんな人がいろんなことを言っていて、私も思うところを書く。 私の基本的な立場としては、亡くなった人たちを思って悲…

2Ol5-ニーオーアイゴウ-

村上春樹の1Q84を読んでいる。めちゃくちゃにおもしいろい。微妙にねじまき鳥クロニクルとの関連あり。村上春樹の作品は、年を経る毎にどんどん分かりやすくなっていく。たぶん。私が読んだ中で一番分かりやすかったのは色彩をもたない多崎つくると、彼の巡…

言葉は枯渇した。

言葉は枯渇した。何も紡ぐことができない。私の中に狂おしく燻っていた主張や思想といったものはどこかに消えてしまった。本を読むことさえままならない。仕事がなくなってぽっかり暇な時間ができるとよくこういう状態になる。その度に私は薄ら暗く漠然とし…

全ては後の祭りさ

祭りが終わった。色々な物事がひと段落ついた。急にスケジュールがぽっかり空いて困っている。これからまたやるべきことはたくさん出てきて忙しくなるっぽいけど、ひとまずは家をきれいにしてゆったりしようと思う。肉体と精神の疲労によってやるべきことが…

積もる年月。時間泥棒と芸術探偵。

都内美術大学の学際に行ってきた。旧友と伴に行ったわけだが、会った瞬間から昔のテンポ感で話せる友人は貴重である。 学際の感想だけど、まあ、美大だからといってみんながみんなすごいわけではないよやな、という感じ。パンフレットや全体のテーマに合わせ…

色とりどりの音が、思想が。

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 を読んでいる。めちゃくちゃに面白いぞ。これは信者がいるわけだ。 私はまだ20とちょっとだから、36歳の気持ちはわかるところとわからないところがあるけど、おおむね普遍性のある話だからね。色とりどりな人々…

三芳菊はワインの香り

お酒を飲んでいるので気分がいい。美味しいお酒だったので最高の気持ち。たぶん三芳菊という名前だったと思うんだけど、とってもあまあい日本酒だった。 今日は多分生理前のPMSとかいうやつで、不安とイライラでダメだったんだけど、実際いろんな仕事が終…

I'm old-fashioned

私は古い人間なの。この曲、I'm old-fashionedってとっても好きなんだよね。マイ・インターンを見てきた。ロバート・デ・ニーロがめちゃくちゃ格好いい。仕事というものに対して今日母親と話す中で発見があったんだけど、まず私は何もしない時間にそんなに苦…

経血のように赤い火よ

又吉の火花読んだ。良くも悪くも素人くさいというか処女作くさいというかそんなかんじだなあっていうのが第一印象だったんだけど、結構面白かった。シュールなのが嫌いじゃなかったら結構おすすめ。 十代の私には神様がいた。それは主に小説家であったけど、…

夜の帳はおりている

電車中ひまだし、本も忘れたので、昨日予告した村上春樹 アフターダークの感想とか書く。おもしろいことには面白かった。夜のいりからはじまって、夜があけるまでの物語。面白かったけど、夜が明けたところで唐突に物語が終わってしまって、とりのこされた感…

法螺吹きの美少女、立体になる。

久しぶりに中村明日美子先生のウツボラを読み返していた。ウツボラについてはかなりいろいろな説が出ていて、それ自体がこの作品のミステリとしての純度の高さを物語っていることだなあと思う。いまさらながら思い立ったので、現時点での私なりの解釈を書き…

独りで立つ。独りで泣く。

独立展が終わった。今年も入選どまりだ。今回の絵は満足感があって、良く描けたなって感じがあったけど、でも入賞は厳しいだろうなってわかってた。すぐにはたどりつけない技術のレベルというのはある。今の限界はここだ。 でも悔しいな。悔しい。めちゃくち…

今日はプレモル

ここ2日くらい、生活と精神を整えるための散財をしている。貯金がどんどん減っていって吃驚する。必要最低限とは言わないけれど、快適な生活に必要な衣類や資料や化粧品を買っているだけなのに。それすらそろっているとはいいがたいのに。高校生の時とはく…

これくらいのお弁当箱には、唐揚げとコロッケが。

私は私の文脈の中で生きている。当然のことだ。人はそれぞれ自分の思考に基づき、その文脈に基づいて生きているんじゃないかとも思っている。使う言葉は違えど、まあそれなりにみんなに当てはまるのではと思う。 人と人がかかわって生きている限りその文脈は…

ソフィーばあさんよ。この城の新しい掃除婦さん。

今は澁澤龍彦の玩物草紙とシェイクスピアのハムレット読んでる。澁澤ってもっとデカダンでえろい感じなのかと思ってたら普通のおっちゃんのエッセイだった。でもまあ結構面白い。 昨日は13時間くらい眠った。生理のせいもあるかもしれないけど、やっぱりなん…

世界のねじを巻く

ねじまき鳥クロニクルを読み終わった。めちゃくちゃにおもしろかった。またここから読み返そう。何度でも読み返そう。今絵を描いている。締め切りを3日ほど勘違いしていて非常にまずい。本を読んでる場合じゃないし、ブログを書いてる場合じゃない。絵を描い…

電車の中でたこ焼きを食うな

電車の中でたこ焼きを食うな。食べたくなっちゃうだろうが。帰りにコンビニにわざわざ寄って買ってしまっただろうが。しかもあんまりおいしくなかったし。 こんなことしてる場合じゃない。他にすべきことがいくらでもあるけど、まあ、いっか。 言いたいこと…

淑女は短髪がお好き

投稿したつもりの日記が消えてて萎える。シルバーウィーク、まったくもって有効活用ができなかった。漫画を読んで本を読んで、他にはあんまりしてない。やるべきことは山ほどあるのに。泣きたくなる。ムーミンとねじまき鳥クロニクルとカラマーゾフの兄弟を…

青ラークの5ミリを、ロングで。

at-sekai.hatenablog.com 以下の記事にはラークについての記述はほぼないので、青ラークについて知りたい人は上の「紫煙燻らす女流画家」をどうそ。私の感想がレポートしてあります 土曜日は心身を癒すだけで終わった。 カラマーゾフの兄弟を読み始めた。中…

空を飛べ

就活スーツと就活靴って殺人的にダサいくせに着たり履いたりするととても疲れるのがすごく理不尽だと思う。かっこよければ疲れるのも仕方ないと思えるし、ダサくても働きやすいのだったら仕方がないと思うけれど、ダサくて着心地もわるいとか何のために着る…

せいぜい琥珀色のはちみつが最高の贅沢

「ティファニーで朝食を」を読んだ。例によって村上春樹の訳。村上春樹が好きそうな文章だと思う。面白かったし、懐かしいような寂寥感がある。 人は変わる。それは成長と呼ぶべきだと思う。変わってしまうことをさみしいと思ったり、失われてしまったものを…

カフカフカフカ変身した。

明日から大変な日々が続く。大人の事情でそれはSNSとか書いちゃいけないやつだ。フランツ・カフカの変身を読んだ。怖かった。別に毒虫じゃなくたって、人間はある日突然、あるいは徐々に、人じゃなくなることがある。こわい。 明日から大変な日々が始まるん…

カラスはないた。海辺のカフカ。

海辺のカフカを読んだ。村上春樹、最近よく読むけど、とても面白い。昔に読んだときは意味が分からなくて全然読めなかった。それ以来、いつか村上春樹を読むことを目標に読書をしていたといっても過言ではない。私のなかでいつしか彼の存在は大きくなってゆ…